急に寒くなってきましたね。山梨県北杜市にある篠沢大滝キャンプ場でも、少しだけ雪が降りました。
年末から休業期間に入りますが、篠沢大滝キャンプ場では冬の季節も自然の魅力をしっかりと感じながらキャンプを楽しむことができます。
寒い季節ならではの静けさや空気の透明感、川の流れる音が際立つ環境は、多くのキャンパーさんに好評です。ただし、冬ならではの気温や天候の変化に備えることはとても大切です。今回は、冬キャンプの営業状況、場内の環境、そして安全に楽しんでいただくための注意点をまとめてご紹介します。
冬の営業状況について
当キャンプ場の今シーズンの2025年営業は「12月27日まで」となっております。山梨県の冬は冷え込みが強く、標高のある場所では特に朝晩の気温差が大きくなります。安全面を考慮しながら営業期間を設定していますので、冬のご利用を検討されている方は、必ず最新の営業日程をご確認の上でご予約をお願いします。
冬場は降雪の可能性もあり、道路状況に影響が出る場合があります。ご来場前には天気予報や道路情報をチェックしていただき、無理のないスケジュールでお越しください。
冬キャンプの魅力とは？
冬の篠沢大滝キャンプ場は、他の季節とは違う静けさと落ち着いた雰囲気が特徴です。夏場に比べるとキャンパーさんの数も落ち着き、人が少ない時期ならではのゆったりとした時間が流れます。川沿いのサイトでは、冬の澄んだ空気の中で川音がよりはっきりと聞こえ、自然を感じながら過ごすことができます。
また、焚き火の楽しさが最大限に味わえるのも冬キャンプのメリットです。寒い季節だからこそ、焚き火の暖かさが特別に感じられ、料理や温かい飲み物の美味しさもより際立ちますよね。焚火の周りにキャンパーさんが座って語り合っている姿を見ると、なんだかこちらも落ち着いた気持ちになってきます。
冬の気温と場内環境
篠沢大滝キャンプ場がある山梨県は、冬になると最低気温が氷点下に下がる日も多くあります。特に早朝や夜間は冷え込みが強く、テントの結露や霜、路面の凍結も発生しやすくなります。日によっては風が通りやすいサイトもあります。冬キャンプが初めての方や寒さに不安がある方は、できるだけ風の影響を受けにくい区画を選ぶのもおすすめです。
また、冬場は日照時間が短いため、早めに設営を始めることを推奨しています。明るいうちに準備を進めることで、夜間の寒さや視界の悪さを避け、安全にサイトを整えられます。
冬キャンプで気をつけたいポイント
冬キャンプでは、寒さ対策や安全確保がとても重要になります。当キャンプ場をご利用いただく際に、特に注意していただきたいポイントをまとめました。
・防寒対策は万全に
冬キャンプでは、防寒装備が快適さを大きく左右します。暖かい寝袋（冬用の快適温度がマイナス表示のもの）、マット、毛布などの準備をお願いします。テント内の保温には、断熱シートや銀マットを底に敷くと効果的です。
・ストーブ・暖房器具の安全な使用
一酸化炭素中毒のリスクを避けるため、ストーブは必ず換気を行いながら使用してください。テント内での火器使用は製品の説明書に従い、無理な使い方はしないようお願いします。当キャンプ場では安全なキャンプ利用を推奨しており、危険がある場合はスタッフがお声がけすることがあります。
・焚き火のルール遵守
焚き火台の使用、消火確認の徹底をお願いします。秋の落ち葉もそうですが、冬場はさらに空気が乾燥するため、火の扱いには十分ご注意ください。消火後も火種が残りやすいため、炭捨て場に炭を捨てる際には完全に鎮火していることをご確認下さい。火が消えたと思っても意外に残っていて再燃焼することもあるので、余裕を持った片付けをお願いいたします。
・水回りの凍結に注意
冬は気温が下がるため、水道やシャワー設備が凍結する可能性があります。凍結状況によっては利用できない時間帯が発生する場合もありますので、あらかじめご了承ください。
・道路状況を確認して来場
山梨県内の道路は、早朝や日陰で凍結することがあります。スタッドレスタイヤ装着、チェーンの携行など、冬の装備を整えた上でお越しください。
冬キャンプは装備次第で快適に楽しめる
冬の篠沢大滝キャンプ場は、夏とは違った落ち着いた環境でキャンプを満喫できます。寒さ対策と安全面をしっかりと押さえれば、自然の中で静かに過ごせる特別な時間を味わうことができます。
またテント泊に自信がなくても、大小バンガローもありますので、気持ちよい季節を楽しんでいただけると嬉しいです。
今シーズンは12月27日まで営業しておりますので、冬キャンプを検討されている方は、お早めにご予約いただくことをおすすめします。